ちょうど『思想地図β vol.4』が発売されるときですが、古い方を読み終わりました。
新しい日本のかたちを考えるために、漫画や都市計画、憲法など幅広い分野から現在の日本を論じた論文集です。
その中の目玉が、新しい憲法です。
僕が最初に大学に入った1990年頃、授業で初めて憲法を読んで、これは理想的だが現実と乖離していると思ったのを思い出しました。
そのときは、憲法を変えるといえば戦前へ戻るのかと批判されるような時代でした。しかし、僕はやはり道理を通すために、憲法に自衛隊を明記してそしてその上で平和主義を守るべきだと思って、文章に書いた覚えがあります。
その頃は、改憲といえば右翼、護憲といえば左翼という感じでした。
そして現在、平和主義でリベラルな主張のもと9条を変えるという文章にであって、感慨深い、そして心地よい感じを受けました。
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