2010年4月11日日曜日

都市型社会


松下圭一氏の「政治・行政の考え方」を読んだ。
松下氏によれば、日本は1960年代から農村社会から都市型社会に変わった。
明治以来、日本を近代化させるために必要であった中央集権型の行政は変わらなければならなかった。
地域、国、国際機関と多重構造の社会になった。それに合わせて政治行政も変わらなければならない。
その処方箋として著者は「国会オンブズマン制」「市民立法」などを提案する。
なぜ地方分権なのか。なぜ市民が政治に参加すべきなのかが一貫した論理で書かれている。
1998年初版

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