大塚英志、大澤信亮著『ジャパニメーションはなぜ敗れるか』を読みました。
著者がまんが/アニメの国策化に感じた違和感を示した作品です。
まず、日本のまんが/アニメがディズニーの影響のもと戦時下に作られた歴史を振り返ります。
そして、現在日本のまんが/アニメが世界で受容されているのも限定的だということを数値をあげて証明します。
まんが/アニメが世界に普及することは単純に嬉しいこと。だけれども、それを国策として支援することが現実的に、また倫理的に妥当なことなのかを検証したものです。
極めれ理路整然と語られているので、納得させられます。
世界に誇る以前に、アニメーターの給与をなんとかしてあげたいと思います。
2013年2月17日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿