2013年2月28日木曜日

「王立宇宙軍 オネアミスの翼」

バンダイチャンネルで「王立宇宙軍 アネアミスの翼」を見ました。

「新世紀エヴァンゲリオン」を作ったGAINAXという会社の初のアニメーション映画です。

87年作。
庵野秀明さんもスタッフに名を連ねています。

昔、TVで見たのですが、その時の印象は「ヌボーッとした、盛り上がりのない映画だな」というものでした。

現在とは違う文明の中で、初めて宇宙ロケットを打ち上げる、その日までのパイロットの生活をゆるく描いた作品です。

今回見直して、ほとんど画面は覚えていませんでした。
やはり、「ヌボーッとした」作品でした。

ただし、87年とは思えない映像の細やかさ、リアルさです。

僕の記憶によれば、解説の水野晴郎さんが、GAINAXという若い集団はいつか何かをやってくれる集団であるということをいっていたのが印象に残っていました。
エヴァを見たとき、その言葉を思い出しました。

若いクリエーターが、とにかくアニメを作りたいという情熱で作った作品で、脚本などはあまりいい出来ではないのですが、熱意は感じ取れます。

面白さは今一でしたが、一つの歴史を画した作品かもしれません。

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