2010年10月5日火曜日

強制起訴


僕は法律に詳しくはないのですが、今回、小沢元代表が強制起訴されることが検察審査会で決まったようですが、これは問題はないのか。

近代法では「疑わしきは罰せず」という推定無罪の原則があるのだと思うのですが、一般市民の方々どれだけ法律を理解して決定を下していらっしゃるのか。
裁判員制度もそうですが、市民の意見を聞こうというのは、動機としてはよいのかもしれませんが、その市民が法律の基礎を知っているかどうかで判断が間違った方向にいってしまう可能性もあると思うのです。

法律はときには一般常識とは異なる判断をすることがあるのだけれども、ただ単に「常識的に見て」とか「メディアの報道を見て」判断してしまうということは非常に危険だと思います。

近代法はリンチではないのですから、法と証拠に基づいて判断されるものであって、証拠もないのに、あるいは状況証拠でもって判断することはおかしいのではないでしょうか。

小沢元代表には、国民に向かって説明はしてもらいたいですが、疑わしいだけで起訴されるのは、素人ながら問題だと思います。


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