2009年8月7日金曜日

赦し


「『この男は死刑にあたるようなことは何もしていない。だから、鞭で懲らしめて釈放しよう』しかし、人々は一斉に、『その男を殺せ。バラバを釈放しろ』と叫んだ。・・・ピラトはイエスを釈放しようと思って、改めて呼びかけた。しかし人々は、「十字架につけろ、十字架につけろ」と叫び続けた。ピラトは三度目に言った。「いったい、どんな悪事を働いたと言うのか。この男には死刑に当たる犯罪は何も見つからなかった。だから、鞭で懲らしめて釈放しよう。」ところが人々は、イエスを十字架につけるようにあくまでも大声で要求し続けた。その声はますます強くなった。そこで、ピラトは彼らの要求をいれる決定を下した。そして、暴動と殺人のかどで投獄されていたバラバを要求どおりに釈放し、イエスの方をは彼らに引き渡して、好きなようにさせた。・・・『されこうべ』と呼ばれている所に来ると、そこで人々はイエスを十字架につけた。・・・そのとき、イエスは言われた。『父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです』」           (ルカによる福音書)

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