2009年11月2日月曜日

レオ


うちの犬は、もう10歳。ヨボヨボで階段を上ることもできず、お尻を押してやらなきゃならない。大型犬なので動くのも大変そう。でも体は痩せ細り骨がごつごつでてきて見るからに軽くなった。
参照

しかし、買う前から夢だったアニマルセラピーについに参加できた。前に2度、父と母とで見学に行き、前回は犬も一緒にいったけど、初めてだったこともあって遠くから見ているだけだった。それだけでも十分存在感があるといわれた。しかし施設のお年寄りとふれあう機会がなかった。こっちも年寄り犬でいつまでもつかわからない。10月18日に秋風も涼しい小雨の日に、ついにお年寄りと面会できた。父をはじめは無理やり連れていったが今はよかったといってる。大きなホールに全員車イスで輪になっていて、そこを犬を連れてまわってお話を聞く。うちのレオくんは一番大きくて、しかも優しい性格で、犬が嫌いといっていた人まで撫でて下さった。ほんの30分ぐらいの活動だが施設の方にも喜んでいただいて、こちらも嬉しい。
こういう活動は段々増えてはきているが、やるほうはボランティアだからただだし、準備とかは大変かもしれないが、もっと多くの施設でやってほしい。
飼い主の側も、犬を飼っている価値を感じられるし、事前の段取りや組織運営などは日本より進んだ国などに学びつつ、ちゃんとした組織が運営するアニマルセラピーは発展していってほしい。
最後に、施設利用者のおばあさんの膝にガムテープをつけて犬の毛をとっているとき、そのおばあさんが、なにか感極まったように「私も昔犬を買ってて・・・」とかいっているようだが私には解読できなかった。しかし、無視するのも悪いので一生懸命聞こう聞こうとするが、こっちが一生懸命聞こうとすればするほど、感情が高まって何いっているかわからない。でも、自分の話を真剣に聞いてくれる人がいることが嬉しいのかなと思った。うまく聞きとれずちゃんと反応できなかったけど、聞く態度を示すことも大事なことだと思った。

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